サレ妻卒業した私の物語 #03

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今日、掃除機が壊れた。この前まで動いてたのに突然動かなくなった。

「あー、やっと捨てられる、、」

なんだか ほっとした。

その掃除機は 4年前 25年目の結婚記念日に子供達からプレゼントされたものだった。

記念に・・・と贈られた掃除機だったけど

その掃除機は、私に4年前を思い出させる嫌なアイテムになっていた。

掃除機を使っていると 4年前の旦那の不倫やら、その結婚記念日での出来事をありありと思い出して

辛かった。

25年目の結婚記念日

2020年3月5日 木曜日だった

夫は絶賛不倫活動中。

私は探偵から結果報告を受け、画像を確認して不倫の証拠をつかんでいた。

そのことはまだ夫に言わず知らぬ振りをして過ごしていて、精神状態が限界で気が狂う寸前だった。

もう結婚記念日どころではなかった、どうでもよかった。

だけど、どうしても夫に目を覚まして欲しくて

25年の思い出を込めたアルバムを作った。手紙も書いた。

これまでの感謝を述べた手紙だった。

夜な夜な泣きながらアルバムを作り、泣きながら手紙を書いた。

出会いから結婚、子供が次々と生まれ家族が増えていく過程の写真をたくさん

貼ったアルバム。思い出がたくさん詰まった愛情溢れるアルバムになった。

それを見れば夫はきっと不倫をやめて私の元に帰って来てくれる。

私と3人の子供達のことを思い出して反省して不倫女と別れてくれる。

そんな期待を込めていた。

いつ渡そうかな・・・と考えながら仕事から帰ると

福岡にいるはずの長男がサプライズで帰って来ていた。

「お母さん、25年目の結婚記念日おめでとう!」「お祝いをするために帰って来たよ!」

「え・・」 私は辛かった。

何も知らず純粋に結婚記念日を祝おうと帰って来た長男を前に今の本当の気持ちを

言うことは出来ない。悲しい顔も見せられない。

嬉しくもないのに嬉しい顔をして嬉しそうに振る舞わなければならない。

今にも泣き叫びたいくらいの精神状態なのに喜んでる演技をしなければならない。苦しい・・・。

「ありがとうね」「嬉しいよ」

そう言うのが精一杯だった。

「お父さんね、実は不倫してて、お母さんは今辛くてホントは苦しいんだよ・・・」

そう言えたらどんなに楽だったでしょう。

あのとき、そう言っていたらどうなっていたのかな・・。

夕方、夫は何も悪いことはしていないという普段通りの態度で家に帰ってきた。

そして 無言で花束をくれた。

「結婚25周年おめでとう」「これからもよろしくお願いします」

花束の中にメッセージカードがあった。

「なんて虚しいんだろう・・・」苦しくて辛かった。

意味の伝わらないメッセージ。夫はどんな気持ちでそのメッセージを書いたのだろう。

そして、その花束は何の感情も伝わらない冷たい花束だった。

これまでもらった花束の中で一番愛情のこもっていない冷たい花束だった。

悲しかった。

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